ファウンダーAIを創る!?
2024年6月初旬、BTCは2か月ほど前に半減期に突入し、上がった価格がいったん下降したところから、いよいよ本番、まだ見ぬ上昇ピークに向けて飛び立つのか?といった微妙なタイミング。これまで眠っていたWeb3.0起業家たちもそれに釣られたように目を覚まし、ソワソワと動き始めた一方、わたしはマイペースにいつものお気に入りのVoicyを聞きながら、散歩をしていました。音声情報の中で、とても気になることがあったので、私は以前つくったChat-Botのひとつ「風が吹けば桶屋が儲かる」に壁打ちしてみることにしました。ちなみに、このAIには「全知の神(ゼウス)」になりきってもらい、この世に散らばる様々な知識を統合し、あらゆる問題に対して独創的な解決策を提供することができるように設計しています。たとえば、ある問題に対して、その道の専門的な立場で意見を述べるのではなく、一見それとは全く関係のない、科学、技術、歴史、文学など、多岐にわたる分野における情報を引き出し、ユーザーの疑問や問題に対して、普通では考えられない角度からの回答を導くことを狙って制作したGPTです。「風が吹けば桶屋が儲かる」はここから
このゼウスとの会話の内容は以下の通りです。
ChatGPT:さあ、どんな難題でも投げかけよ!全知全能の力をもって、必ずや解決策を導き出そう!あなたの課題は何か?
わたし:あるWeb3.0メタバースプラットフォームを目指す団体があります。当該プロジェクトのファウンダーはもともとプロのミュージシャンでかつては全世界を飛び回り、DJとして活躍してきたタレントで、常に前向きな姿勢や明るい笑顔で人々を惹きつけるだけでなく、言語化能力に優れ、高度なプレゼンスキルを有するなど、その多才かつ精力的な行動力を持ち合わせることから、日本人には非常に珍しい魅力的なビジネスリーダーのひとりだと多くの方々に囁かれています。その彼が、ようやくたどり着いた「本当にやりたかったこと」、それは【世界をひとつにする】こと。国境などに関係なく全ての人が平等に、自分のやりたいことを実現し、なりたい自分になるための世界を創る、という構想を現実化するために設立されたのがこのプロジェクトです。約2年前にローンチされ、現在、着実に大きく成長しているものの、人手不足から多岐に渡る業務にメスを入れることができず、ここ最近はファウンダー自身が少々お疲れのような場面も見受けられます。一過性の疲労であればそれほど気にならないのですが、今回は少し様相が違うと感じました。というのも、プロジェクトはある程度大きくなり、緊急かつ重要度の高い問題も次々に降りかかる最中、その存続を左右する決定を即座に下さなければならないような緊張感を伴う会議が昼夜問わず行われ、睡眠時間を削ってでもその全てに出席し、決定を下さなければならない局面も多くなったことから、これが続くことは大きな問題だ、と感じたからです。実際、彼は1日に8個もの会議に出席し、都度挙がる課題にも真摯に向き合いながら、眠気を律し思考をフル回転させて回答を出さなければならないことに心身ともに疲れてきているのだと感じますし、ご本人もSNS音声メディアを通じてそのような所感を発言されています。さて、課題ですが、現在このワンマンプレーとも感じられるファウンダーの業務効率を上げつつ、プロジェクトを「常に彼がいるのと同じくらいかあるいはそれ以上に効率よく発展させていく」ために、いま必要なことはなんなのでしょうか?あなたに壁打ちで議論させてください。
ChatGPT:リーダーの負担を軽減し、プロジェクトの効率を向上させるためには、いくつかのアプローチを検討することができます。以下のポイントについて壁打ちしてみましょう。
- 業務の分担とチームの強化
副リーダーの任命: ファウンダーがすべての会議に参加するのではなく、信頼できる副リーダーやチームリーダーを任命して、会議や決定事項の一部を分担できるようにする。
チームの専門化: 各分野(例えば技術、マーケティング、運営)のリーダーを設置し、それぞれの分野に特化した意思決定を任せる。 - 効率的な会議運営
会議の目的とアジェンダ設定: すべての会議の目的を明確にし、事前にアジェンダを共有することで、会議を効率的に進行させる。
会議時間の短縮: 会議の時間を厳守し、無駄な時間を削減するためのタイムキーパーを設ける。 - テクノロジーの活用
プロジェクト管理ツールの導入: AsanaやTrelloなどのプロジェクト管理ツールを使用して、タスクの進捗を可視化し、リモートでのコラボレーションを強化する。
自動化の活用: ルーチン業務やデータ分析など、可能な限り自動化できる業務はツールを使用して自動化する。 - リーダーの健康管理
休息の確保: ファウンダーが定期的に休息を取れるようにスケジュールを調整し、過労を防ぐ。
メンタルヘルスのサポート: ストレス管理やメンタルヘルスケアのための専門家のサポートを受ける。 - フィードバックループの構築
定期的なフィードバック: チームメンバーやパートナーから定期的にフィードバックを受け取り、プロジェクトの進行状況やリーダーシップの方法を見直す。
透明性の確保: プロジェクトの進行や意思決定のプロセスをチーム全体に共有し、透明性を高める。
これらのポイントについて、どれが最も効果的で、すぐに取り組めると感じますか?また、他に考えている解決策があれば教えてください。
わたし:あなたの考えていただいた内容は一般的なもので、そのどれもが既にファウンダーは意識して改善しようと試みてきたものばかりです。おそらく問題のひとつは類まれなるビジネスセンスを持つ彼が、自分以外のだれものかに現在やっている意思決定などの権限をもたせることができないところにあります。それでも本人はこれからも多くの人々を巻き込み、その中で有能な人材を発掘し、育て、自分の代わりになるものを誕生させなければならない、と意識してはいるものの、結局、彼はおそらく完全に自分以外のなにものかを信じることができないのではないかと感じています。私はこのプロジェクトに投資しているもののひとりですが、彼の思想と行動力、そしてプロジェクトの未来にはとても将来性があることを知っています。しかし、このままでは成長するどころか顧客が離れて行ってしまう可能性もあります。まもなくWeb3.0関連サミットの巨大プロジェクトがローンチされます。時期は8月頃でそのために多くのWeb3.0起業家たちはもとより、とくに有望なプロジェクトに対してはDAO単位でサミットに巻き込んで、現在その準備のため、更に多忙を極めています。そのような中で、何を決断しなければならないでしょうか?
ChatGPT:ファウンダーの状況を考慮すると、彼のリーダーシップスタイルと意思決定プロセスに対して、より具体的で実行可能な提案を提供することが重要です。以下は、その目的を達成するためのいくつかのステップです。
- 段階的な権限移譲
段階的な信頼構築: 全ての権限を一度に移譲するのではなく、小さなタスクやプロジェクトから始めて、徐々に信頼できるチームメンバーに権限を委譲していく。この過程で、成功体験を積み重ねることでファウンダーの不安を軽減する。
パートナーシップモデル: 完全な権限移譲が難しい場合、共同決定プロセスを導入し、重要な決定は信頼できるパートナーやコアチームと共同で行う。 - リーダーシップコーチングとメンタリング
リーダーシップコーチング: 外部のリーダーシップコーチやメンターを招き、ファウンダーに対して信頼構築や効果的な権限移譲の方法についてアドバイスを提供する。
メンタリングプログラム: 有能なチームメンバーをメンターとして育成し、ファウンダーが徐々に彼らに対して信頼を置けるようにする。 - ストラテジックな意思決定のフレームワーク
意思決定マトリックス: 重要度と緊急度に基づいて意思決定を整理し、どの決定をファウンダーが行うべきか、どの決定を他のメンバーに任せるべきかを明確にする。これにより、意思決定の負担を軽減できる。
ガバナンスの強化: DAOや他のWeb3.0起業家を巻き込むことで、ガバナンス体制を強化し、分散型の意思決定プロセスを導入する。 - Web3.0サミットに向けた戦略
サミットの準備チーム: サミットの準備専任チームを編成し、ファウンダーがすべての準備に関与する必要がないようにする。各分野(ロジスティクス、マーケティング、コンテンツ)の責任者を設け、彼らに権限を委譲する。
クリアな役割分担: 各チームメンバーの役割と責任を明確にし、ファウンダーが最も重要な戦略的決定に集中できるようにする。 - フィードバックと改善のサイクル
定期的なレビュー: チームのパフォーマンスや進捗を定期的にレビューし、必要に応じて改善策を講じる。
オープンなコミュニケーション: 透明性を高め、チーム全体でオープンなコミュニケーションを促進する。これにより、チームメンバーが自分たちの意見やアイデアを自由に共有できる環境を作る。
これらのステップを実行することで、ファウンダーが徐々に信頼を築き、効率的なプロジェクト運営が可能になるでしょう。具体的なアクションプランを立て、サポート体制を整えることが重要です。どう思われますか?また、他に特に強調したいポイントや懸念があれば教えてください。
わたし:Web3.0起業家にふさわしい解決策を講じることはできないでしょうか?ファウンダーは既にあなた(ChatGPT)を多く活用して自身のプロデュースにも取り入れてきましたので、あなたがいうような改善策は十分に理解し実行してきました。しかしながら、おそらく、彼が思ったような人材は結局、存在しないのだと、気付いているのではないでしょうか?過去に例のみないまったく新しいサービスであるため、ファウンダーと同じようなセンスを持ち合わせる存在はない、であれば例えばAIを用いて当該ファウンダーの分身を創るとか、まったくちがった角度から(日本では風が吹けば桶屋が儲かる、というような表現をされることがありますが)解決策を講じることはできないものか?と感じています。何かもっと斬新なアイデアは出せないですか?
ChatGPT:確かに、Web3.0の領域では革新的なアプローチが必要とされることが多いです。以下のような斬新なアイデアを提案します。
- AIアシスタントの高度な活用
デジタル分身の作成: AIを用いて、ファウンダーの意思決定スタイルや価値観を学習させたデジタル分身を作成します。このAIは、ファウンダーが出席する会議や判断を補助し、彼が直接関与しなくても意思決定をサポートすることができます。
AIによるリアルタイムアドバイス: 会議中にリアルタイムでアドバイスを提供するAIアシスタントを導入し、ファウンダーが迅速かつ正確に決定を下せるように支援します。 - DAO(分散型自律組織)の強化
意思決定の分散化: プロジェクト内での意思決定を分散型にするために、DAOをより強力に活用します。これにより、コミュニティ全体が意思決定に参加し、ファウンダーの負担を軽減することができます。
トークンベースの投票システム: プロジェクトの重要な決定については、トークン保有者による投票システムを導入し、より民主的な意思決定プロセスを実現します。 - AI駆動のパーソナライズドトレーニング
AIトレーナー: チームメンバーや新しいリーダーを育成するためのAIトレーナーを導入します。このAIは、個々のスキルや能力に基づいてカスタマイズされたトレーニングプランを提供し、効率的に人材を育成します。
パフォーマンスモニタリング: AIを使ってチームメンバーのパフォーマンスをリアルタイムでモニタリングし、即座にフィードバックや改善点を提供します。 - バーチャルイベントの最適化
AI主導のイベント運営: Web3.0サミットのような大規模イベントの運営には、AIを活用して効率化を図ります。例えば、AIがスケジュール管理、参加者とのコミュニケーション、コンテンツの最適化などを行うことができます。
バーチャルアバター:ファウンダーのバーチャルアバターを作成し、彼が直接出席できない場合でも、アバターがリアルタイムでイベントに参加し、発言や質疑応答を行うことができます。 - Web3.0特有のソリューション
スマートコントラクト: プロジェクト管理や資金調達の一部をスマートコントラクトによって自動化し、透明性と効率性を向上させます。
NFT活用: プロジェクトの重要なマイルストーンやイベントをNFTとしてトークン化し、コミュニティのエンゲージメントを高めます。
これらの提案は、ファウンダーがこれまでに試みた方法と異なる、新しいアプローチを提供するものです。どれが最も興味深く、実行可能だと思われますか?また、具体的なニーズやリソースに基づいて、さらに詳細な計画を立てることができます。
わたし:もっとも興味をもったのは「AIアシスタントの高度な活用」です。第三者のわたしにファウンダーの考えや意思決定をコピーしたAIが創れますか?ちなみにわたしはこれま御社OpenAIの「ChatGPTs」を用いて50個以上のChat-Botを創っています。
ChatGPT:当該プロジェクトのファウンダーの考えや意思決定スタイルをコピーしたAIアシスタントを作成することは、技術的に可能です。以下は、そのプロセスとステップです。
AIアシスタントの作成プロセス
- ファウンダーのデータ収集
インタビューとディスカッション: ファウンダーとのインタビューやディスカッションを通じて、彼の意思決定スタイル、価値観、ビジョン、過去の決定事例などを詳細に収集します。
ドキュメントと履歴の分析: ファウンダーがこれまでに作成したドキュメント、メール、会議記録などを分析し、彼の思考プロセスを理解します。 - AIモデルのトレーニング
データセットの準備: 収集したデータをもとに、AIモデルをトレーニングするためのデータセットを作成します。これには、ファウンダーの典型的な意思決定パターンや回答例を含めます。
カスタムAIモデルのトレーニング: OpenAIのGPTモデルを基に、ファウンダーの特定のニーズに合わせてカスタマイズしたAIアシスタントをトレーニングします。 - モデルのテストとフィードバック
シミュレーションテスト: 仮想の会議や意思決定シナリオを用いて、AIアシスタントの性能をテストし、精度や一貫性を確認します。
フィードバックループ:ファウンダーや関係者からフィードバックを受け取り、モデルを改善します。 - デプロイとモニタリング
実運用環境へのデプロイ: AIアシスタントを実際の運用環境にデプロイし、日常業務のサポートを開始します。
継続的なモニタリングと改善: AIアシスタントのパフォーマンスを継続的にモニタリングし、必要に応じて調整やアップデートを行います。
具体的な機能
リアルタイムサポート: 会議中にリアルタイムでアドバイスを提供し、ファウンダーの意思決定をサポートします。
スケジュール管理: ファウンダーのスケジュールを管理し、重要な会議やタスクの優先順位を設定します。
データ分析とレポート作成: プロジェクトデータを分析し、重要なインサイトやレポートを提供します。
実現性と次のステップ
このAIアシスタントの作成には、ファウンダーの協力とデータ提供が不可欠です。また、モデルのトレーニングには時間とリソースが必要ですが、あなたの経験とOpenAIの技術を活用することで、高度なカスタムAIアシスタントを作成することが可能です。
もし具体的なステップに進む意向があれば、詳細なプランとリソースの割り当てについてさらにディスカッションしましょう。
わたし:では、ファウンダーAIを創るか否かは私次第、ということですね。ちょっと時間をください。 続く