NFTはいつからあるの?
NFTは2009年1月に始動したビットコインをきっかけに仮想通貨・暗号資産の分野で世界的に利用されるようになりました。
もとはこういった暗号資産は数量によって把握される、あまり個性的なものではありませんでしたが2017年11月に提供が開始されたゲーム「クリプトキティーズ」が提供する個性的な「猫」のトークンが話題を呼び、同年には日本円にして1000万円以上の金額で取引される「猫」トークンなるものが出現しました。
その後もNFTはいわゆるブロックチェーンゲームの分野を中心としてその利用が徐々に拡大しましたが、NFTが本格的な注目を集め大衆メディアを含めて大きく取り上げられるようになった契機は2021年3月にオークションハウスクリスティーズにて、デジタルアーティストであるビープルの作品「Everydays・The First5000Days」のNFTが約6900万米ドル(当時で約75億円)で落札され世界の話題をさらったことでした。