NFTはどこで買えるの?
NFTの世界的なトレンドにより、NFT関連サービスが増えるとともに、NFTを取引できる「マーケットプレイス」も急増しました。
例えばXANALIA(ザナリア:https://xanalia.com/ja)
XANALIAは現在世界的に注目を集めるNFTを誰でも簡単に制作でき、トレードできるマーケットプレイスです。ブロックチェーン市場において現在最も成長中のNFTとDeFiの仕組みを取り入れたことにより、2021年3月7日のローンチ後、わずか1ヶ月で希薄化後潜在時価総額は14億ドル(約1650億円)を超えるなど、その世界的な注目度の高さを示しています。
<XANALIAの特徴>
●非中央集権化
特定の会社が中央集権的に運営するのではなく、スマートコントラクトによってブロックチェーン上で可視化されながら永続的に存続する新しい仕組みを採用。ハッキングや人為ミスなど安全性に高い耐性を持っています。また、NFTが保存されるサーバーは特定の企業の提供するサーバーではなくIPFSと呼ばれる最新の分散化ストレージを採用しており、ファイルを第三者の影響を受けることなく永続的にネットワーク上に存在させることを可能にしています。
●世界最高水準のコストパフォーマンス
これまでのNFTはイーサリウム(ETH)ネットワークが主に使われていましたが、高額な手数料、取引速度など様々な問題が挙げられています。XANALIAは世界最大の取引所であるバイナンス社の開発したBSC(バイナンススマートチェーン)を採択することで前途の問題を解決し、これまでの約100分の1のネットワーク使用料を実現しています。
●AR・VR対応
これまでのNFTはただウォレットの中にコレクションしておき売買する、またはゲームで使うなどという用途に限られていましたが、XANALIAは自分のコレクションをAR・VRを使ってバーチャル上でリアルに「保有」体験を生み出すことを可能にします。NFTを活用したAR・VRゲーミフィケーション展開など、様々な企画に対応することが可能です。
現在、国内外の著名なアニメ、ゲーム、アーティストなどのNFT作品のリリースが予定されており、今回の3冠獲得を受けてさらなる成長が見込まれています。
このほか、グローバルを含めた主要な9つのNFTマーケットプレイスについて、それぞれの特徴、どのような人に合っているかを簡単にご紹介します。
名称:OpenSea(https://opensea.io)
特徴:OpenSea(オープンシー)は世界で最も利用されているNFTマーケットプレイスです。アート、スポーツ、ゲームなどさまざまなジャンルのNFTを扱っており、ユーザーが自由にNFTを発行できる機能も搭載されているため、間口の広いサービスとなっています。利用するにはMetaMask(メタマスク)など対応するウォレットの準備が必要です。
こんな人におすすめ:
・これからNFTをはじめられる方
・自分でNFTを発行してみたい方
名称:Rarible(https://rarible.com)
特徴:Rarible(ラリブル)はアート系NFTを中心に取り扱っているマーケットプレイスです。NFTの発行機能も搭載されており、自身のデジタルアートNFTを出品することも可能です。またRARIという暗号資産も発行しており、インセンティブとしてユーザーに配布するなど、暗号資産とNFTを絡めたおもしろい取り組みを実施しています。利用するにはMetaMask(メタマスク)など対応するウォレットの準備が必要です。
こんな人におすすめ:
・デジタルアートに興味のある方
・自身のアート作品をNFTとして販売したい方
名称:Foundation(https://foundation.app)
特徴:こちらもアート系NFTを中心に取り扱っているマーケットプレイスです。Foundation(ファンデイション)も自身のアート作品を発行し出品可能ですが、Foundationの特徴はNFTのクリエイター登録に事前審査制を採用している点です。コミュニティから承認されたクリエイターだけがNFTを作成できるため、並んでいるアート作品も一定のレベルが担保されています。利用するにはMetaMask(メタマスク)など対応するウォレットの準備が必要です。
こんな人におすすめ:
・デジタルアートに興味のある方
・質の高いアート系NFTを見つけたい方
名称:Binance NFT
(https://www.binance.com/en/nft/home)
特徴:大手暗号資産取引所Binance(バイナンス)が、2021年にリリースしたNFTのマーケットプレイスが、BinanceNFTです。Binanceのユーザーであれば誰でも利用することができ、Binanceで購入した暗号資産(ETH、BNB、BUSD)をNFTの決済に利用することができます。現状、Binanceがパートナーとして提携しているクリエイターのみがNFTを販売できます。利用するにはBinanceへのアカウント登録が必要です。
こんな人におすすめ:
・暗号資産取引所Binanceをすでに利用している方
・Binance NFTでしか手に入らないアート作品に興味がある方
名称:VIV3(https://viv3.com)
特徴:VIV3(ヴァイヴ)は、Flow(フロー)というブロックチェーンを基盤としたNFTのマーケットプレイスです。Flowは、高額取り引きとして話題になった「NBA TOP Shot」でも採用されているブロックチェーンで、界隈でも注目を集めています。VIV3では、暗号資産のFlowをNFTの決済として利用することが可能です。NFTの発行やトランザクションの発生にイーサリアムのガス代のようなネットワーク手数料がかからない点も大きな特徴のひとつです。現状はアート系NFTの取り扱いがメインですが、今後さまざまなジャンルの取り扱いに期待が高まっています。
こんな人におすすめ:
・イーサリウムのガス代にご不満な方
・Flowのプロジェクトに期待している方
名称:Atomnic Market(https://wax.atomicmarket.io)
特徴:Atomnic Market(アトミックマーケット)は、WAX(ワックス)というブロックチェーンを基盤としたNFTマーケットプレイスです。Atomnic Marketは、Atomic HubやNFTHiveなど複数のマーケットプレイスから構成されており、暗号資産のWAXを決済として利用することができます。ストリートファイターやゴジラなど日本発のコンテンツのNFTも並んでおり人気の高いマーケットプレイスとなっています。利用するにはWAX Cloud Walletの準備が必要となります。
こんな人におすすめ:
・ストリートファイターやゴジラなどのNFTに興味がある方
・WAXのプロジェクトに期待している方
名称:miime(https://miime.io/ja/)
特徴:miime(ミーム)は、世界ではじめて日本円決済を導入したNFTのマーケットプレイスです。ブロックチェーンゲーム関連のNFTのほか、アートやスポーツ系のNFTも取り扱っています。国産のマーケットプレイスのため、日本語のわかりやすいUIでNFTを取り引きすることが可能です。利用するにはMetaMaskなど対応するウェレットの準備が必要です。
こんな人におすすめ:
・これからNFTをはじめられる方
・暗号資産ではなく日本円で決済されたい方
名称:nanakusa(https://nanakusa.io/)
特徴:nanakusa(ナナクサ)は、国内初のクリプトアーティスト登録制のNFTマーケットプレイスです。クリエイターは審査の通ったアーティストやパートナー事業者のみに限定しており、質の高いNFTアートを購入することができます。決済にはイーサリアムだけでなくPolygon(ポリゴン)やクレジットカードにも対応しています。Polygonネットワークに切り替えることで、イーサリウムで課題とされていたガス代を大きく節約することが可能になります。利用するにはMetaMaskなど対応するウェレットの準備が必要です。
こんな人におすすめ:
・質の高いアート系NFTを見つけたい方
・暗号資産ではなく日本円で決済されたい方
名称:Coincheck NFT β版(https://coincheck.com/ja/nft)
特徴:Coincheck NFT (β版、コインチェックNFT)は暗号資産取り引きサービス「Coincheck」の中に併設された日本ではじめてのマーケットプレイスです。最大の特徴は、Coincheckの口座に預けている暗号資産をそのままNFTの決済に利用できる点です。Coincheckで上場している14種類の暗号資産で決済することができ、かつ、NFTの出品や購入にガス代がかからないため、はじめての方でも取り引きしやすい設計になっています。ゲームやスポーツ、メタバースなどさまざまなジャンルのNFTを取り扱っています。利用するにはCoincheckでの口座開設が必要です。
こんな人におすすめ:
・これからNFTをはじめられる方
・Coincheckをすでに利用している方・ガス代を気にせず売買したい方